DNC(民主党委員)従業員、セス・コンラッド・リッチ氏の不可解な死

Seth Rich

出典:NBC4 Washington

不可解な死を遂げた米国民主党の従業員セス・コンラッド・リッチ氏の真相は?FBIやウィキリークスとのつながりも噂されている。そして現場に残された遺留品から浮かび上がる真実とは。

セス・コンラッド・リッチ氏とはどのような人物か。

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出典:Jewish Press

セス・コンラッド・リッチ(Seth C. Rich)はネブラスカ州オマハ出身の米国民主党委員スタッフ。2011年にクレイトン大学を卒業。大学では歴史と、政治科学を専攻。生前は2年間の間、民主党で国税調査局”選挙データ保護/発展”部の副部長として働いていた。また、そこで投票の効率化のためのアプリケーション開発にも携わっていた。

彼に何が起きたのか?

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2016年7月10日日曜日の早朝、午前4:20。帰宅するため歩いて家に帰っていたセスはワシントンD.C、ブルーミングデール周辺、フラグラープレイスの北西、ハワード大学病院より東に3ブロックの所で、銃殺された。

また、セスは事件発生直前まで、彼女と電話で話しており、彼女は銃声を聞いている。事件直後、セスにはまだ意識があったが、彼の手や足、顔は血だらけになっており、背中に2発の銃創があった。その後、病院に搬送されたが間もなく息を引き取った。

警察の発表によると、強盗犯による犯行であり、事件現場周辺の地域はここ最近、強盗事件に悩まされていたというが、事件発生時のセスの持ち物は物色された様子はなく、持ち物は全て残っていた。その中には時計、財布、携帯電話、お金やクレジットカードまでが手付かずだったという。

また、警視庁は事件発生後、彼の死に繋がる重要な情報に対して250万円の報酬を出すとしている。

セスの死に纏わる疑問と噂

事件に関し、囁かれているのが、セス・コンラッド・リッチ氏のFBIやウィキリークスとの関与である。

一説では、セスが極秘裏に米国不正選挙を暴露するために活動しており、FBIと協力関係ではあったのではないか。そして、彼が事件当時、ヒラリー・クリントン氏に対し情報を暴露する旨を迫っていたのではないかと見られている。

ヒラリーの民主党委員におけるメールのやり取りはすでにウィキリークスによって、一部暴露されている。以下、ウィキペディアより引用。

2016年3月16日ウィキリークスが、2010年6月30日から2014年8月12日までにヒラリーの個人サーバーが送受信した3万322通の電子メールおよび添付ファイルを公開した。このうちでヒラリー自身の手による記事は7570件にのぼる。これら電子メールは夫のビルが署名した情報公開法によりPDF 形式で入手できるが、最後にPDF 化されたのは2016年2月29日であり、まだ周知されていない事実を相当含むと目される。

引用元: wikipedia ヒラリー・クリントン

セスはDNC(民主党委員)が民主党予備選においてバーニー・サンダース氏を打倒するため、関わりのある組織が暗躍していたという情報が次々と明るみに出たDNCメール漏洩問題との関与があり、FBIが彼と密に接触を図りたいと思っているということを吹聴し近づいてきた”暗殺集団”によっておびき出された。その後、口封じで殺されたと言われている。
また事件発生の時刻も4:20という奇妙な時間帯とも言える。

警察当局では現場周辺をパトロールしていた警察官が4:20に銃声を聞いたと証言している。
また、近隣住民のマイク・ミューラー氏も同じく銃声を聞いている。

また、警察は、目撃証言や目撃者はおらず、付近で事故現場が写った監視カメラを探している。

セス・コンラッド・リッチの家族

事件に関してセスの家族は証言する。

生前の息子について取材陣の前で語るセスの家族。

メアリー・リッチ(母)「息子は何も盗られていなかった。犯人はただ、命だけを奪ったのよ。彼らは私たち家族を傷つけ、将来のある息子の命を奪ったの。」

ジョエル・リッチ(父)「もしこれが、強盗事件なら失敗だ。息子はまだ時計、携帯、財布も持っている。私たちが息子を失ったこと以外を除き、無駄な努力だっただろう。」

また、ジョエル・リッチによると、リッチが彼女との電話で家の近くを歩いてること、また、FBIと待ち合わせに行くのに土曜の深夜という時刻が奇妙だということをほのめかしていた。

リッチ一家は事件がこの悲劇が政治家たちに”政治的道具”として使われないこと、また、根拠のない噂が広がらない事を願っている。

ウィキリークスとセス・コンラッド・リッチ氏との関係。

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出典:BUSINESS INSIDER UK

この件に関してウィキリークス創設者であるジュリアン・アサンジは事件の起きた場所、犯人像、セスの被害状況などに触れた。

また、レポーターが事件が強盗犯によるものではないのかという問いに対して、事件の目撃者はおらず、情報提供者たちが不安がっていること、情報の入手にはそれ相応のリスクが伴うことを述べた。

一方で、セスと仲が良かった友人は彼がDNCのために勤勉で一生懸命働いており、ウィキリークスで出回っている情報のようにDNCを裏切ることなどあり得ないと述べている。

まとめ

この事件においては様々な情報が飛び交っており、今回のセスの事件がウィキリークスが発表した、DNCメール文書漏洩問題とも繋がっている可能性があるという説もある。

事件発生した時間が早朝の4時20分であり、銃声を聞いている警察や住民がいるにも関わらず、犯人像につながる情報や手がかりが一切ないのも不思議である。

また、事件が起きたワシントンD.Cのブルーミングデールという地域はいわゆる高級住宅地であり、前年は15件ほどしか事件は起きておらず、今年にいたってはセスの事件は7件目の事件だという。

また、警察の発表では、強盗殺人だとしているが、セスの遺留品の状況から、この段階で強盗と決めつけるのは適切ではない。

彼がもともと、投票用のアプリケーション開発部で働いていたというのも、ウィキリークスとの関与があったと考えられる可能性としては大きい。

早朝の4:20に警察がパトロールというのも、嘘なのか、それともただ、仕事熱心だっただけなのかは不明である。

ただ、確定した十分な証拠がなければ憶測の域を出ないため、慎重に彼の死につながる根拠を集めていかなければならない。

   

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