難民拒否のため巨大壁建造へ【イギリス】

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出典:www.rt.com

増え続ける難民の流入に対し、イギリスは難民排斥のための巨大壁を建造し始めた。

現在の難民増加の状況とフランス、イギリスの難民対策に焦点を当てる。

イギリスの難民対策始動

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写真の赤枠はフランス北部のカレー市

今週火曜日の20日フランスのカレーにて”ジャングル”と呼称される難民キャンプからドーバー海峡を渡り流入する難民に対し、巨大壁の建造が始まった。

イギリスは自国の安全と移民受け入れ制限のために13フィート(約4m)の壁を2.2億円かけて建造する。建造する港は移民や難民たちにとってはイギリスへのゲートとして要所となる場所だ。

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出典:DW.com

現在フランスのカレー市には1万人を超える亡命希望者たちが過酷な環境下で生活しており、これを受け、無秩序な”ジャングル”地区と地元カレー市の人々の間で緊張が高まっている。

また、移民抗議活動の中で地元農民、トラック運転手や警察官らがカレー市に繋がるハイウェイ封鎖を呼びかけた。

このイギリスの壁建造に関して、難民危機会議の中で前首相のサルコジを含めた多くの党員が避難した。サルコジは声明の中で「難民達はフランスで滞在するよりイギリスと交渉するべきだ」と述べていた。

イギリスの運送会社The UK’s Road Haulage Associationは「建造は金の無駄だ。巨大壁と呼称しているが、十分な安全対策も期待できず、4mほどの壁を建造して何の効果があるのか。」と述べた。

一方で”ジャングル”でNGO団体の医師として活動している Leigh Daynesは言う

「これは彼らに対する陵辱だ。彼らのすでに弱った心をさらに悪化させる。彼らは境界線などないほどの世界的難民危機に直面している。」

人権擁護組織アムネスティ・インターナショナルのスティーブ・シモンズはこの政策は単に難民者たちをより危険な環境に強いることになり、それでも難民者たちがドーバー海峡を渡れば難民活動でさらなるリスク増大が懸念されるだけであるとした。

内務大臣のベルナール・カズヌーヴは”ジャングル”の段階的な解体を誓った。またフランス当局は難民たちを別の場所へ立ち退かせるために閉鎖活動を行った。

NGOによれば難民はスーダン43%, アフガン33%, エリトリア9%, パキスタン7%, シリアとイラク1%の内訳で子供の数は1000人を超える。

「このカレーの巨大壁は衛生から見られる中で最も差別的建造物になるだろう」

食糧不足が顕著に発生している模様。

まとめ

中東での内戦や終わらない政情不安により多くの移民・難民が他国へ避難を求めて移動している。中東での戦争ビジネスの余波がここまで来ているのだ。避難先ですら食糧不足が発生し、自国に留まれば戦争に巻き込まれるだけ。

難民たちの自国の政情に目を向ければ、この壁建設で亡命を踏み止まるとは到底思えない。しかし、それでも建造するところからイギリスの焦りが見えるか。

移民の流入に悩むフランスとイギリスの押し付け合いが加速している。

難民キャンプの壁には警察やジャーナリストへの強い避難と叫びが書き込まれている。

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出典:The Times Of ISRAEL

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